海ほたるパーキングエリアは、東京湾アクアラインの中間点に位置する、海上のオアシスのような存在です。初めてここに車を停めた日のことは、今でも鮮明に覚えています。
その日は、快晴で風も穏やかな完璧なドライブ日和でした。私たちは、東京から車を走らせ、青い海と空が一体となった景色を楽しみながら、海ほたるへと向かいました。アクアラインを走ること自体が、すでに非日常的な体験であり、わくわくしながら運転をしていました。
海ほたるに到着すると、まず感じたのはその開放感でした。広々とした駐車場に車を停め、私たちは建物の中へと足を踏み入れました。中に入ると、そこはまるで小さな街のようで、多くのお店やレストランが並んでいました。私たちは、まず展望デッキに向かいました。そこから見える景色は圧巻で、360度のパノラマビューが広がっていました。海の青さと、対岸の風景が絶妙にマッチしており、しばらくの間、その美しさに言葉を失いました。
次に、お土産屋さんを覗いてみました。地元の特産品や、アクアライン限定のグッズがたくさんあり、私たちは興味深くそれらを手に取りました。特に、海ほたるのマスコットキャラクターのグッズは可愛らしく、思わず何点か購入してしまいました。
昼食は、海ほたる内のレストランで海鮮丼をいただきました。新鮮な魚介類がふんだんに使われており、その味は絶品でした。食後は、ソフトクリームを片手に再び展望デッキへ。海を眺めながら、甘いソフトクリームを味わう至福の時間を過ごしました。
午後は、少し休憩を取りながら、海ほたるの歴史を紹介するコーナーを見学しました。アクアラインがどのようにして建設されたのか、その過程や技術について学ぶことができ、とても興味深かったです。
夕方になると、私たちは再び展望デッキに上がり、夕日を見ました。海に沈む夕日は、まるで絵画のように美しく、その光景は私の心に深く刻まれました。そして、夜になると、対岸の灯りがキラキラと輝き始め、また違った魅力を感じることができました。
海ほたるで過ごした一日は、私にとって忘れられない思い出となりました。都会の喧騒を離れ、海の上で過ごす時間は、心をリフレッシュさせてくれるものでした。これからも、機会があれば、ぜひ再訪したいと思っています。海ほたるは、ただのパーキングエリアではなく、訪れる人々に特別な体験を提供してくれる場所なのです。そして、私たちの旅の中で、新たな発見と出会いを与えてくれる、大切なスポットとなりました。この素晴らしい経験を、私はこれからも大切にしていきたいと思います。
